原題
Feasibility, Tolerability, and Preliminary Clinical Response of Fractionated Radiopharmaceutical Therapy with (213)Bi-FAPI-46: Pilot Experience in Patients with End-Stage, Progressive Metastatic Tumors.
背景:線維芽細胞活性化蛋白質(FAP)を標的とする放射性医薬品療法(RPT)は、特に複数回の治療後の進行性転移性癌患者に対する新しい治療法である。
方法:転移性固形腫瘍を有する6人の患者は、分割されたBi-FAPI-46 RPTを受け、53回の適用で合計平均1,609 MBqであった。PET/CTスキャン(F-FDGおよびGa-FAPI-46)は、治療前後の腫瘍反応を評価した。
結果:Bi-FAPI-46は忍容性が高く、部分奏効1例(16.7%)、安定1例(16.7%)、進行4例(66.7%)であった。総病変指標は、反応した患者と安定した患者では減少したが、進行した患者では増加したことを示した。
結論:このパイロット研究は、分割されたBi-FAPI-46 RPTが有望なアプローチであることを示唆しており、その有効性と長期効果についてのさらなる調査が必要である。
Journal: J Nucl Med (CiteScore 2022: 12.9)
DOI: 10.2967/jnumed.124.268386
PMID: 39477492
コメント