脈絡膜悪性黒色腫に対する炭素イオン放射線療法後の眼および視力温存の長期転帰。

原題
Long-term outcomes of ocular and visual preservation after carbon-ion radiotherapy for choroidal malignant melanoma.
背景:脈絡膜悪性黒色腫(CMM)に対する炭素イオン線治療(CIRT)の長期予後を,眼球温存と視力(VA)に焦点を当てて評価した。

方法:2003年1月から2021年9月までにCIRTで治療した250人の患者を分析した。治療には60~85 Gyの線量が含まれ、追跡調査では様々な指標を用いて有害事象およびVAを評価した。

結果:追跡期間中央値72.5か月で、全生存率は5年と8年でそれぞれ87.5%と84.2%であった。5年と8年後の眼の温存率は65.7%と55.3%であった。

結論:CIRTはCMM患者の眼とVAを維持しながら腫よう増殖を効果的に制御する。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2024.10.008
PMID: 39424082
Open Access

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