原題
Perioperative chemotherapy and nivolumab in non-small-cell lung cancer (NADIM): 5-year clinical outcomes from a multicentre, single-arm, phase 2 trial.
背景:NADIM試験は、切除可能な非小細胞肺癌(NSCLC)患者における周術期免疫療法の長期的利益を評価する。
方法:この第2相試験は、術前にニボルマブを用いた3サイクルの化学療法を受けた後、1年間の補助ニボルマブ療法を受けた切除可能なステージIIIAのNSCLC患者46人を対象とした。一次エンドポイントは24ヶ月の無増悪生存期間であり、二次エンドポイントは5年生存期間および毒性評価であった。
結果:追跡期間中央値60ヶ月で、5年無増悪生存率は65%、全生存率は69.3%であり、治療に関連した有害事象は管理可能であった。
結論:周術期化学免疫療法は、有意な長期生存利益および許容可能な安全性プロファイルを示し、この患者集団におけるその使用を支持している。
Journal: Lancet Oncol (CiteScore 2022: 62)
DOI: 10.1016/S1470-2045(24)00498-4
PMID: 39419061
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