原題
Clinical Outcomes of Carbon Ion Radiation Therapy for Malignant Peripheral Nerve Sheath Tumors.
背景:悪性末梢神経鞘腫よう(MPNST)患者における高線量炭素イオン放射線療法(CIRT)の結果と毒性を検討した。
方法:2013年7月から2020年12月までに治療した23人の患者を遡及的に分析し、腫瘍切除状態、再発、以前の手術、および化学療法を評価した。CIRTは、16分割にわたって69.8 Gyの総線量の中央値で投与された。
結果:23ヶ月の中央値追跡後、1年全生存率は82.38%であり、局所無再発率は65.07%であった。グレード2以上の急性毒性は43.48%に発生し、重度のグレード4の毒性または治療関連の死亡はなかった。
結論:高用量CIRTは、MPNST患者に対して管理可能な毒性で有望な有効性を示し、これらの腫瘍に対する粒子線治療のさらなる調査を保証する。
Journal: Adv Radiat Oncol (CiteScore 2022: 4.5)
DOI: 10.1016/j.adro.2024.101619
PMID: 39429980
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