原題
Pembrolizumab or Placebo Plus Adjuvant Chemotherapy With or Without Radiotherapy For Newly Diagnosed, High-Risk Endometrial Cancer: Results in Mismatch Repair-Deficient Tumors.
背景:ミスマッチ修復欠損(dMMR)子宮内膜癌は、高リスク患者では転帰が不良であり、治療選択肢が限られている。
方法:本研究では、第3相ENGOT-en11/GOG-3053/KEYNOTE-B21試験の患者を解析した。これらの患者は、根治目的の手術後にペムブロリズマブ+カルボプラチン-パクリタキセルまたはプラセボを投与する群に無作為に割り付けられ、その後、追加のペムブロリズマブまたはプラセボを投与された。
結果:患者281人を対象とした中間解析では、無病生存期間(DFS)のハザード比は0.31であり、ペムブロリズマブを支持しており、2年DFS率は治療群で92.4%、プラセボ群で80.2%であった。
結論:この知見は、化学療法と併用したペムブロリズマブがdMMR子宮内膜癌患者のDFSを増強することを示しており、さらなる調査が必要である。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO-24-01887
PMID: 39411812
コメント