原題
Cost-Utility Analysis of Stereotactic Body Radiation Therapy Versus Surgery for Patients With Stage I Non-small Cell Lung Cancer in Japan.
背景:本研究では、日本における手術可能なステージIの非小細胞肺癌(NSCLC)患者に対する定位放射線治療(SBRT)と手術の費用効用を評価し、費用と結果に関する不確実性に対処する。
方法:678人の患者(SBRT)の日本人コホートからの全生存および無増悪生存データおよび患者登録データ(手術)を利用して、5年生存率および生活の質の指標に焦点を当てて、分割生存モデルを開発した。
結果:SBRTは、手術と比較して費用が低く(4,443.8米ドル)、質調整生存年数が長く(0.131年)、費用対効果の可能性は72.4%であった。
結論:SBRTは、日本における手術可能なステージIのNSCLCに対してより費用対効果の高い治療法であり、これらの知見を確認するための今後の研究が必要である。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2024.07.2328
PMID: 39352324
Open Access
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