原題
Dual Immune Checkpoint Inhibition in Melanoma and PD-L1 Expression: The Jury Is Still Out.
背景:転移性メラノーマの治療を指示するバイオマーカーとしてのPD-L1の役割は批判的に評価されている。
方法:本論文では、PD-L1発現と治療反応との相関に関する現在の文献を、免疫療法と標的療法に焦点を当ててレビューした。
結果:結果は、より高いPD-L1発現がPD-1/PD-L1阻害薬に対する反応の改善と関連していることを示しているが、その予測値は患者集団および腫瘍特性によって異なる。
結論:PD-L1は、転移性黒色腫の治療戦略を個別化する上で有用なバイオマーカーとして役立つが、最適な結果を得るためには、その測定と解釈に対する標準化されたアプローチが必要である。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO-24-01572
PMID: 39374477
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