原題
Sexual Health and Quality of Life in Patients With Low-Risk Early-Stage Cervical Cancer: Results From GCIG/CCTG CX.5/SHAPE Trial Comparing Simple Versus Radical Hysterectomy.
背景:SHAPE試験は、二次的結果として性的健康と生活の質(QOL)に焦点を当てて、低リスク子宮頚癌の治療に対する単純子宮全摘出術の非劣性を広汎子宮全摘出術と比較して評価することを目的とした。
方法:参加者を根治的子宮摘出術または単純子宮摘出術のいずれかに無作為に割り付け、FSFIおよび女性の性的苦痛尺度を介して性的健康を評価し、EORTC QLQ-C30およびQLQ-CX24質問票を用いて術後36ヶ月までQOLを評価した。
結果:単純子宮摘出術は、3ヶ月目の欲求および覚醒、12ヶ月目までの疼痛および潤滑において良好な性機能を示した。また、24ヶ月間にわたる症状経験および身体イメージの改善、および36ヶ月目の全般的健康状態の向上とも相関していた。
結論:単純子宮摘出術は、広汎子宮全摘出術と比較して性機能障害率が有意に低く、低リスク子宮頸癌に対する外科的デエスカレーションを支持した。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.24.00440
PMID: 39353164
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