原題
A phase 2 single-arm trial of high-dose precision targeted radiotherapy added to immunotherapy for patients with metastatic non-small cell lung cancer.
背景:本研究では、転移性非小細胞肺癌(NSCLC)患者に対する免疫チェックポイント阻害薬(ICI)療法に高線量放射線療法(RT)を追加した場合の相乗効果を検討し、無増悪生存期間(PFS)を延長できると仮定した。
方法:第2相試験では、すでにICI療法を受けている45人の患者が、1~4個の頭蓋外腫瘍を標的とする高用量RTを受けた。主要評価項目は24週目のPFSであった。
結果:評価可能な44人の患者のうち、24週間のPFSは60%であり、歴史的対照率の35%を上回った(p<0.001)。PFS中央値は6.9か月、全生存期間は27.4か月で、局所再発率は低かった。
結論:この戦略はPFSを効果的に改善し、NSCLCの管理における高線量RTの可能性を示した。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2024.09.038
PMID: 39357790
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