原題
High buttocks supine position to reduce small bowel exposure in gynecological radiotherapy.
背景:本研究は治療中の婦人科腫よう患者における小腸(SB)への放射線被曝を最小にすることを目的とした。
方法:強度変調放射線治療(IMRT)を受けた76人の女性を対象とした。試験群(n=36)は殿部を挙上した修正仰臥位を用いたが、対照群(n=40)は標準体位で治療した。CTスキャンはSBを描写した。
結果:試験群は対照群(平均547.48 cc)と比較してSB容積(平均399.17 cc)の有意な減少を示し、p<0.001であった。試験群の全線量にわたって照射レベルの低下が記録された。
高位でん部位はSB被曝を効果的に減少させ,骨盤腫瘍治療の安全を高めた。
Journal: Radiat Oncol (CiteScore 2022: 6.6)
DOI: 10.1186/s13014-024-02522-6
PMID: 39334494
コメント