根治的放射線療法は、根治的または外観を損なう切除を必要とする局所進行基底細胞癌に対する実行可能な治療法である。

原題
Definitive Radiotherapy is a Viable Treatment for Locally Advanced Basal Cell Carcinoma Otherwise Requiring Radical or Disfiguring Resection.
背景:外科的切除は基底細胞癌(BCC)の標準治療であるが、一部の局所進行症例は切除不能であるか、重大な機能的/美容的リスクをもたらす。本研究では、このような症例に対する根治的放射線療法の有効性を評価する。

方法:2005年から2020年の間に根治的放射線療法で治療された局所進行BCC患者140人を分析し、確立された危険因子に関連した局所領域制御および疾患特異的生存率を評価した。

結果:5年間の推定局所領域制御率は78%であり、腫瘍サイズが大きいほど再発が増加した。累積5年BCC関連死亡率は9.5%であった。

結論:局所進行BCCに対する根治的放射線療法は強力な局所領域制御を示し、腫瘍サイズが再発の主要なリスクファクターである。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2024.09.034
PMID: 39332645

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