原題
Association of Free-to-Total PSA Ratio and (18)F-DCFPyL Prostate-Specific Membrane Antigen PET/CT Findings in Patients with Biochemical Recurrence After Radical Prostatectomy: A Prospective Single-Center Study.
背景:PSMA PET/CTへのアクセスは限られており、費用がかかるため、前立腺がん治療後の生化学的再発(BCR)における患者の層別化を改善する必要がある。この状況における遊離前立腺特異抗原/総前立腺特異抗原比(FPSAR)の役割は不明である。
方法:このプロスペクティブ研究では、F-DCFPyL PSMA PET/CTを受けたBCR根治的前立腺摘除術後の患者137人を対象とした。FPSARを評価するために血液サンプルを採取し、0.10未満または0.10以上に分類した。
結果:0.10以上のFPSARは、PSMA PET/CT陽性結果の強力な独立予測因子であった(オッズ比6.99)。
結論:FPSARは、PSMA PET/CTへのアクセスをトリアージするための費用対効果の高い方法として役立ち、利用可能性が限られている地域の患者に利益をもたらす可能性がある。
Journal: J Nucl Med (CiteScore 2022: 12.9)
DOI: 10.2967/jnumed.124.267877
PMID: 39327019
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