原題
Rogaratinib Plus Atezolizumab in Cisplatin-Ineligible Patients With FGFR RNA-Overexpressing Urothelial Cancer: The FORT-2 Phase 1b Nonrandomized Clinical Trial.
背景:経口汎FGFR阻害剤であるロガラチニブは、FGFR mRNAを過剰発現する尿路上皮癌(UC)の第1相試験で有望であることが示された。本研究は、FGFR mRNA陽性の局所進行/転移性UCを有するシスプラチン不適格患者において、ロガラチニブとatezolizumabの併用の安全性と有効性を評価することを目的とした。
方法:FORT-2試験は、ロガラチニブおよびatezolizumabで治療された37人の患者を含む多施設非盲検試験であった。
結果:第2相試験の推奨用量は、ロガラチニブ600 mgとatezolizumab 1200 mgの併用であり、全奏効率は53.8%であった。
結論:この併用は、特にPD-L1の発現が低い腫瘍において、管理可能な安全性プロファイルおよび潜在的な有効性を示した。
Journal: JAMA Oncol (CiteScore 2022: 44.3)
DOI: 10.1001/jamaoncol.2024.3900
PMID: 39298147
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