原題
First-in-human study of AMG 193, an MTA-cooperative PRMT5 inhibitor, in patients with MTAP-deleted solid tumors: results from phase 1 dose exploration.
背景:メチルチオアデノシンホスホリラーゼ(MTAP)のホモ欠損は固形腫瘍の10〜15%に見られる。CNS浸透性PRMT5阻害剤であるAMG 193は、MTAP欠損腫瘍細胞において合成致死性を誘導する。
方法:この第1相試験では、安全性、忍容性、最大耐量(MTD)、薬物動態、および予備的な抗腫瘍活性に焦点を当てて、進行したMTAP欠失腫瘍を有する患者におけるAMG 193を評価した。
結果:80人の患者が40~1600 mgの用量を投与され、MTDは1200 mg QDと特定された。一般的な有害事象には、悪心(48.8%)および疲労(31.3%)が含まれた。客観的奏効率は21.4%であり、8種類の腫瘍にわたって奏効が観察された。
結論:AMG 193は、MTAP欠損固形腫瘍において良好な安全性プロファイルと有望な抗腫瘍活性を示した。
Journal: Ann Oncol (CiteScore 2022: 63)
DOI: 10.1016/j.annonc.2024.08.2339
PMID: 39293516
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