原題
Impact of mediastinal tumor burden and lymphatic spread in locally advanced non-small-cell lung cancer: A secondary analysis of the multicenter randomized PET-Plan trial.
背景:PET-Plan試験のこの二次解析では、局所進行非小細胞肺癌(NSCLC)患者の転帰に対する縦隔腫瘍負荷とリンパ行性広がりの影響を評価した。
方法:合計172人の患者が、F-FDG PET/CTに基づいて等毒性用量漸増化学放射線療法を受けた。この研究では、全生存期間(OS)、無増悪生存期間(PFS)、および局所無増悪期間(FFLP)に焦点を当てて、すべての活動リンパ節を標的とする放射線(アームA)とPET陽性リンパ節のみを標的とする放射線(アームB)を比較した。
結果:PET陽性リンパ節ステーションの絶対数が高いほど、OSおよびPFSの悪化と相関していた。B群では、リンパ節への線量が高いほどFFLPが改善した。
結論:縦隔腫瘍負荷とリンパ管侵襲は、放射線化学療法を受けているNSCLC患者の治療結果に有意に影響する。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2024.110521
PMID: 39236984
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