高悪性度T1膀胱がんに対する膀胱温存三者併用療法:第II相プロトコルNRG Oncology/RTOG 0926の結果。

原題
Bladder-Preserving Trimodality Treatment for High-Grade T1 Bladder Cancer: Results From Phase II Protocol NRG Oncology/RTOG 0926.
背景:本研究では,Bacillus Calmette-Guerin(BCG)治療に失敗したT1ぼうこう癌患者に対する根治的ぼうこう切除術の代替法として,放射線と放射線増感化学療法を組み合わせた三法療法を検討した。

方法:膀胱摘除術が予定されている再発T1膀胱がん患者は、3つのモダリティ療法で治療された。一次アウトカムには膀胱摘除術からの3年間の自由が含まれ、二次アウトカムは遠隔転移、局所再発、生存率、および安全性を評価した。

結果:37人の患者のうち、34人が除外後に評価された。膀胱摘除術からの3年無再発率は88%であり、3年および5年全生存率はそれぞれ69%および56%であった。

結論:三者併用療法は、根治的膀胱摘除術の有効な代替法として有望であり、この困難なコホートにおいて実質的な膀胱摘除術のない率を達成している。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.23.02510
PMID: 39226514

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