原題
A case of radiotherapy during pregnancy for oropharyngeal cancer: long term pediatric outcome evaluation and literature review.
背景:中咽頭がん(OphC)は妊娠中にはまれであるが、その発生率は上昇すると予想される。治療の遅れは転帰に悪影響を及ぼす可能性がある。
方法:この論文は、胎児の放射線被曝を最小限に抑えるために高度な胎児遮蔽技術を使用して手術と放射線療法で治療された、局所進行OphCの39歳の妊婦の症例を提示する。
結果:推定胎児放射線量は約50 mSvであった。健康な赤ちゃんが33週で出産され、10年後、母親は完全寛解のままであり、16歳の娘は元気である。
結論:妊娠中のOphCに対する最適化されたアジュバント放射線療法は、母体と胎児の健康を安全にバランスさせることができる。
Journal: Pract Radiat Oncol (CiteScore 2022: 4.6)
DOI: 10.1016/j.prro.2024.06.018
PMID: 39182646
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