EGFRチロシンキナーゼ阻害薬で進行した進行EGFR変異非小細胞肺がん患者に対する免疫チェックポイント阻害薬の有効性と安全性:系統的レビュー、メタアナリシス、およびネットワークメタアナリシス。

原題
Efficacy and safety of immune checkpoint inhibitors for individuals with advanced EGFR-mutated non-small-cell lung cancer who progressed on EGFR tyrosine-kinase inhibitors: a systematic review, meta-analysis, and network meta-analysis.
背景:EGFRチロシンキナーゼ阻害薬(TKI)投与後の進行したEGFR変異非小細胞肺癌(NSCLC)に対する免疫チェックポイント阻害薬(ICI)の有効性については議論されている。本研究では、この患者群における様々なICIベースの治療の結果をレビューする。

方法:この系統的レビューおよびメタアナリシスには、少なくとも1つのEGFR-TKI後に進行した患者における無増悪生存期間などの臨床転帰に焦点を当てた、複数のデータベースからの適格な臨床試験が含まれていた。

結果:参加者2886人を対象とした17件の単群試験および15件のランダム化試験で、複数のICI戦略が評価された。ICI-抗血管-化学療法は有効であり、他の併用療法よりも優れていた。

結論:ICI-antiangio-chemoはこれらの患者に最適な選択肢であり、毒性は管理可能であるが、ICI-chemoは標準化学療法よりも優れた有効性を示した。
Journal: Lancet Oncol (CiteScore 2022: 62)
DOI: 10.1016/S1470-2045(24)00379-6
PMID: 39159630

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