口腔の扁平上皮癌におけるリンパ節転移のパターン。

原題
Patterns of lymph node involvement for oral cavity squamous cell carcinoma.
背景:本研究では,口腔へん平上皮癌(OCSCC)におけるリンパ節レベル(LNL)関与のパターン,及び隣接LNL関与,T-カテゴリー,腫よう亜部位,及び他の因子に基づいて転移のリスクがどのように変化するかを検討した。

方法:新たに診断された348人のOCSCC患者について後ろ向き分析を行い、個々のLNL関与を頚部郭清後の病理に基づいて記録した。

結果:進行したT-カテゴリー患者はより高いLNL関与、特にレベルI-IIIを示した。1つのレベルの関与は隣接するレベルへの関与のリスクを増加させ、レベルIとIIでは孤立した関与が生じた。

結論:LNL関与の包括的な定量化は、OCSCCにおける選択的リンパ節治療のためのガイドラインを改善することができた。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2024.110474
PMID: 39128626
Open Access

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