局所進行膵腺癌に対する定位的オンライン適応磁気共鳴誘導放射線療法(SMART)における急性および遅発性消化管毒性の線量測定予測因子。

原題
Dosimetric predictors of acute and late gastrointestinal toxicities in stereotactic online adaptive magnetic resonance-guided radiotherapy (SMART) for locally advanced pancreatic adenocarcinoma.
SMARTを用いて治療した局所進行膵癌(LAPC)患者における胃腸(GI)毒性の線量予測因子を評価した。

方法:2018〜2021年に治療した147人のLAPC患者の後ろ向き分析で,CTCAE V5.0を用いて急性及び遅発性毒性を評価し,回帰モデルを構築してリスク臓器(OAR)毒性に関連した用量-容積を分析した。

結果:147人の患者のうち、18人が主に十二指腸と小腸でグレード2+(Gr2+)のGI毒性を経験した。主要な予測因子は、各臓器に特異的なカットポイントを有するV33Gyとして同定された。

結論:本研究では、十二指腸および小腸毒性に対するV33Gyの閾値を特定し、上腹部SBRT治療における線量-容積制約の指針を提供した。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2024.110473
PMID: 39137832

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