原題
Discontinuation versus continuation of imatinib in patients with advanced gastrointestinal stromal tumours (BFR14): exploratory long-term follow-up of an open-label, multicentre, randomised, phase 3 trial.
背景:チロシンキナーゼ阻害剤(TKI)イマチニブの中止が進行した消化管間質腫瘍(GIST)患者の抵抗性と生存に及ぼす影響は不明である。
方法:フランスで実施されたランダム化第3相試験であるBFR14試験では、1年、3年、または5年のイマチニブ治療を完了した進行GIST患者を評価した。患者は治療を中断する群と継続する群にランダムに割り付けられた。一次エンドポイントは無増悪生存期間であり、二次エンドポイントは耐性までの期間および全生存期間であった。
結果:中止により、3年後および5年後の継続と比較して、無増悪生存期間が有意に短くなり、耐性が速くなった。
結論:進行していないGIST患者では、有害な長期転帰のため、イマチニブの中断は推奨されない。
Journal: Lancet Oncol (CiteScore 2022: 62)
DOI: 10.1016/S1470-2045(24)00318-8
PMID: 39127063
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