原題
Hypofractionated vs Conventionally Fractionated Postmastectomy Radiation After Implant-Based Reconstruction: A Randomized Clinical Trial.
背景:乳房切除後放射線治療(PMRT)は乳癌患者の局所領域制御と生存を増強する。寡分割(HF)は従来の分割照射(CF)と同等の効果を提供する可能性があるが、インプラントベースの再建との関連では十分に研究されていない。
方法:この無作為化臨床試験は乳房切除と再建術を受けた400人の女性を対象とした。参加者はHF(16分割で4256 cGy)またはCF(25分割で5000 cGy)のいずれかのPMRTを受け、主要アウトカムは6ヶ月目にFACT-Bの身体的健康(PWB)領域を用いて評価された。
結果:PWBの変化に有意差は認められなかったが(P=0.80)、若年患者(45歳未満)ではHFの方が良好なスコアを報告した(P=0.047)。副作用はHF群でわずかに少なかった。
結論:HF PMRTはCFよりもPWBの変化を有意に改善しなかったが、患者の経験に積極的に寄与している可能性があり、さらなる調査が必要である。
Journal: JAMA Oncol (CiteScore 2022: 44.3)
DOI: 10.1001/jamaoncol.2024.2652
PMID: 39115975
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