原題
Peptide Receptor Radionuclide Therapy or Everolimus in Metastatic Neuroendocrine Tumors: The SeqEveRIV Study, a National Study from the French Group of Endocrine Tumors and Endocan-RENATEN Network.
背景:エベロリムスとペプチド受容体放射性核種療法(PRRT)は胃腸すい臓転移性神経内分泌腫ように推奨されているが,最適な治療順序は不明である。
方法:この後ろ向き多施設研究は,2004年から2022年の間にエベロリムスとPRRTで治療した患者を分析し,それらの有効性と安全性を比較し,全無増悪生存期間(PFS)に基づいて治療の順序を評価した。
結果:84人の患者のうち、PRRTはエベロリムス(6.0%、16.1ヵ月)と比較して高い客観的奏効率(22.6%)およびPFS中央値(24.5ヵ月)を示した。全体的なPFSは、エベロリムス-PRRTシーケンス(43.2ヵ月)の方がPRRT-エベロリムス(30.6ヵ月)よりも良好であった。
結論:PRRTはより効果的で毒性が低かった。治療順序は個別化すべきであり、客観的反応が必要な場合には最初にPRRTを支持する。
Journal: J Nucl Med (CiteScore 2022: 12.9)
DOI: 10.2967/jnumed.123.267363
PMID: 39089810
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