経会陰的超音波画像誘導放射線療法を用いた限局性前立腺癌の治療成績。

原題
Treatment outcome of localized prostate cancer using transperineal ultrasound image-guided radiotherapy.
背景:この研究は、経会陰超音波画像誘導放射線療法(TPUS-IGRT)で治療した限局性前立腺癌(LPCa)の後ろ向き分析を提示する。

方法:124人のLPCa患者(年齢中央値74歳)は、2016年4月から2021年10月まで、様々なリスク層別化でTPUS-IGRTを受けた。95人の患者に術前補助ホルモン療法を実施し、3~7 mmの計画目標容積マージンを設定した。リアルタイムの前立腺モニタリングを採用した結果、32.1%の分画が再補正を必要とした。

結果:123人の患者が治療を完了し、5年全生存率は95.9%、生物学的前立腺特異抗原無再発生存率は100%、92.9%、93.2%を達成した。晩期毒性率は7.4%(GU)と6.5%(GI)であった。

結論:TPUS-IGRTは忍容性が良好であり、他の画像誘導放射線療法と比較して良好なbPFSおよび晩期毒性プロファイルを示した。
Journal: Radiat Oncol (CiteScore 2022: 6.6)
DOI: 10.1186/s13014-024-02490-x
PMID: 39090614

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