原題
Immunotherapy vs Best Supportive Care for Patients With Hepatocellular Cancer With Child-Pugh B Dysfunction.
背景:Child-PughクラスB(CP-B)および切除不能肝細胞癌(uHCC)の患者に対する最良の支持療法(BSC)に対する積極的抗癌治療の利点は不明である。
方法:この後ろ向き多施設研究では、2017年9月から2022年12月の間に第一選択免疫チェックポイント阻害薬(ICI)療法を受けたCP-B uHCC患者のデータを分析し、BSCを受けた患者と比較した。
結果:ICI群とBSC群のそれぞれ187人と156人の患者のうち,全生存期間(OS)中央値はBSC群(4.04か月)よりICI群(7.50か月)で有意に長かった。
結論:ICI治療はBSCと比較してCP-B uHCC患者の生存率の改善と関連していた。
Journal: JAMA Oncol (CiteScore 2022: 44.3)
DOI: 10.1001/jamaoncol.2024.2166
PMID: 39023864
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