原題
Vebreltinib for Advanced Non-Small Cell Lung Cancer Harboring c-Met Exon 14 Skipping Mutation: A Multicenter, Single-Arm, Phase II KUNPENG Study.
背景:KUNPENG研究では,c-Met変異を有する局所進行性または転移性非小細胞肺癌(NSCLC)患者を対象に,選択的c-Met阻害剤であるvebreltinibの有効性と安全性を検討した。
方法:この非盲検第II相試験では、2020年1月から2022年8月までに17施設でc-Met調節不全NSCLC患者を登録した。患者は200 mgのベブレルチニブを1日2回投与され、主要エンドポイントは客観的奏効率(ORR)であった。
結果:52人の患者の間で、ORRは75%で、疾患制御率は96.2%であった。奏効期間の中央値は15.9ヵ月であり、一般的な有害事象には末梢浮腫およびQT延長が含まれた。
結論:ベブレルチニブは、ex 14変異NSCLC患者に対して有望な有効性と良好な安全性プロファイルを示した。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.23.02363
PMID: 39058972
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