乳癌のリスクが高い女性における造影剤増強マンモグラフィによる補足的スクリーニングのプロスペクティブ研究:罹患率ラウンドの結果。

原題
Prospective Study of Supplemental Screening With Contrast-Enhanced Mammography in Women With Elevated Risk of Breast Cancer: Results of the Prevalence Round.
背景:造影マンモグラフィ(CEM)は乳癌検出に関してMRI検査と同等の診断能を有するが、高リスクスクリーニングでの使用に関するデータは限られている。本研究の目的は、高リスクの無症状の女性における補足的CEMの有効性を評価することである。

方法:前向き研究は2019年2月から2021年4月までの間に従来のマンモグラムが陰性であった35歳以上の460人の女性を登録した。

結果:参加者の間で14の癌が検出され、患者1,000人当たり23.9の補足的検出率が得られた。CEMは高い特異度(0.875)、感度(0.917)、および陰性適中率(0.998)を示した。

結論:CEMは高リスク女性における補足的スクリーニングに有望であり、検証のためのさらなる大規模研究が必要である。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.22.02819
PMID: 39058970

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