18 F-フルシクロビンガイド下前立腺床単独放射線療法を受けた前立腺摘除術後の患者における生化学的無再発生存率:プロスペクティブ・ランダム化試験の事後解析。

原題
Biochemical Relapse-Free Survival in Post-Prostatectomy Patients Receiving 18F-Fluciclovine-Guided Prostate Bed Only Radiation: Post-Hoc Analysis of a Prospective Randomized Trial.
背景:本研究では,前立腺切除後の生化学的無再発生存率(bRFS)に対する18 F-フルシクロビンPET/CTガイド下放射線治療の影響を評価し,特に全骨盤(WP)と前立腺床(PB)のみの放射線を比較した。

方法:PET後にWPからPBのみの照射に移行した患者のbRFSを、最初にPBのみを計画した患者及びPETなしでWPを受けた患者と比較した無作為化試験で事後解析を行った。

結果:合計で、10人の患者がPBのみに移行し、31人がPBのみを継続し、11人がWPを受けた。3年bRFSは、PBのみの患者と移行した患者で同程度であり(80%対87.4%)、WP患者(23%)よりも良好であった。

結論:PETガイド下のPB単独放射線へのデエスカレーションは、従来のWP治療と比較して毒性を低下させながらbRFSを維持する。
Journal: Pract Radiat Oncol (CiteScore 2022: 4.6)
DOI: 10.1016/j.prro.2024.05.011
PMID: 39032598

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