原題
Atezolizumab Before and After Chemoradiation for Unresectable Stage III Non-Small Cell Lung Cancer: A Phase II Nonrandomized Controlled Trial.
背景:durvalumabのようなアジュバント免疫チェックポイント阻害剤の追加は、化学放射線療法(CRT)後の切除不可能なステージIIIの非小細胞肺癌(NSCLC)患者の転帰を改善した。本研究では、CRTの前後にアテゾリズマブを投与した場合の影響を検討する。
方法:単一コホートの第II相試験では、切除不能なステージIIIのNSCLCを有する未治療の患者を登録し、アテゾリズマブに続いてCRTを受け、疾患コントロール、無増悪生存期間、および安全性を評価した。
結果:62人の患者のうち、12週目の疾患制御率は74.2%であった。無増悪生存期間中央値は30ヵ月であり、24ヵ月全生存率は73.7%であった。
結論:ネオアジュバントのアテゾリズマブは、良好な安全性と有効性で有望であり、さらなる調査が必要である。
Journal: JAMA Oncol (CiteScore 2022: 44.3)
DOI: 10.1001/jamaoncol.2024.1897
PMID: 39052256
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