原題
Salvage breast conserving surgery and re-irradiation with intraoperative electrons for recurrent breast cancer: a multicentric study on behalf of AIRO (Italian Association of Radiotherapy and clinical Oncology).
背景:電子線を用いた術中放射線療法(IOERT)は,一次乳癌患者における局所再発(LR)後の部分乳房再照射(rePBI)に対する乳房切除の代替法となり得る。
方法:イタリアの8施設でIOERTで治療した109人の患者からのデータを、2002年から2015年までの2番目のLRの累積発生率と生存率について分析し、追跡期間の中央値は11.7年であった。
結果:2回目のLRの5年および10年累積発生率はそれぞれ12.2%および32.3%であった。全生存率は5年で95.2%、10年で88.3%であった。
結論:2回目のLR率は予想よりも高かったが、悪化した転帰を軽減するためにはサルベージ治療の慎重な計画が不可欠である。
Journal: Pract Radiat Oncol (CiteScore 2022: 4.6)
DOI: 10.1016/j.prro.2024.05.012
PMID: 39032597
コメント