原題
Neoadjuvant Osimertinib for the Treatment of Stage I-IIIA Epidermal Growth Factor Receptor-Mutated Non-Small Cell Lung Cancer: A Phase II Multicenter Study.
背景:本研究は,切除可能なステージI-IIIA変異非小細胞肺癌(NSCLC)患者に対するネオアジュバント療法としての第三世代EGFRチロシンキナーゼ阻害剤であるツムラシンの安全性と有効性を評価する。
方法:第II相試験では、27人の患者が手術前にサリドマイド(80 mg/日)を投与された。一次エンドポイントは主要な病理学的反応(MPR)とし、二次的な安全性と有効性の評価を行った。
結果:患者の89%が手術を受けた。MPR率は14.8%で、全奏効率は52%、無病生存期間中央値は40.9か月であった。重篤な有害事象は1件のみ記録された。
結論:MPR目標は達成できなかったが,予期しない合併症もなく安全に投与できた。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.24.00071
PMID: 39028931
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