エストロゲン+プロゲスチンと結腸直腸癌:Women’s Health Initiativeランダム化臨床試験からの長期所見。

原題
Estrogen Plus Progestin and Colorectal Cancer: Long-Term Findings From the Women’s Health Initiative Randomized Clinical Trial.
背景:Women’s Health Initiative試験では,16,608人の閉経後女性の結さつウマエストロゲン(CEE)と酢酸メドロキシプロゲステロン(MPA)の結腸直腸癌に対する長期効果を検討した。

方法:参加者は毎日CEE+MPAまたはプラセボを5.6年間投与する群に割り付けられ、その後、大腸癌の発生率および死亡率を評価するために累積24年間の追跡調査が行われた。

結果:当初、CEE+MPAは結腸直腸癌の発生率を44%低下させたが、24年後、発生率に有意差はなかった(HR 0.95)。介入群ではより多くの死亡が発生したが、統計的に有意ではなかった(HR 1.20)。

結論:全体として、CEE+MPAは長期にわたって結腸直腸癌の転帰に臨床的に意味のある利益をもたらさなかった。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.23.02092
PMID: 39028918

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