ケロイドにおける手術後の1日おきの短期放射線療法の治療成績。

原題
Treatment outcomes of surgery followed by short-course every other day radiotherapy in keloid.
背景:術後放射線療法はケロイドの再発を減少させることができるが、最適な用量とスケジュールは依然として不明である。本研究では、ケロイドに対する手術と短期コースの隔日放射線療法の有効性を評価する。

方法:手術後24時間以内に開始した4分割の16 Gy電子ビーム照射で治療した498人のケロイド患者の後ろ向き分析を行った。局所制御率が主要エンドポイントであった。

結果:追跡期間中央値68.1か月で、ケロイド再発は26.5%であり、1年、3年、5年での局所制御率は89.5%、82.5%、81%であった。疼痛または掻痒は再発を有意に予測した。

結論:短期放射線療法と併用した手術はケロイドに対して有望な結果を示した。前向き試験によるさらなる検証が必要である。
Journal: Radiat Oncol (CiteScore 2022: 6.6)
DOI: 10.1186/s13014-024-02488-5
PMID: 39020400

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