潜在的に切除可能な局所再発上咽頭がんの術後管理に関する国際勧告。

原題
International Recommendations on Postoperative Management for Potentially Resectable Locally Recurrent Nasopharyngeal Carcinoma.
背景:本論文では、現在標準化されたガイドラインがない術後再照射(re-RT)による局所再発鼻咽頭癌(NPC)の治療の問題に取り組んでいる。
方法:局所再発NPCに対する術後の再RTに関する関連文献をレビューし、デルファイ合意プロセスを用いて論争の的となっている問題に取り組んだ。
結果:切除可能性に関してより広い定義が必要であり、切除断端陰性を達成すべきであり、切除断端が近接しているか陽性の患者には再RTを考慮すべきであることが全会一致で合意された。再RTの至適線量は60 Gyと合意され、過分割は毒性発現の軽減に有益であった。
結論:本研究は、切除可能な局所再発NPCの治療における患者の転帰を改善するための、統合されたエビデンスに基づくガイドラインを提供する。焦点は、切除可能性、マージン評価、および再RTパラメータに置かれている。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2024.07.2143
PMID: 39009321
Open Access

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