原題
Genetic Counseling, Testing, and Family Communication Into Survivorship After Diagnosis of Breast Cancer.
背景:本研究は乳癌生存者における遺伝子検査と結果の伝達を評価することを目的とした。
方法:この研究は,2014〜2015年に早期乳癌と診断された20〜79歳の1,412人の女性を調査し,遺伝カウンセリング,検査および結果に関する親族とのコミュニケーションについて質問した。
結果:参加者の約47.4%が遺伝子検査の適応を有していたが、かなりの数の女性がこれらの治療を受けていなかった。検査を受けた女性は、検査が臨床的に重要であれば、結果を家族と話し合う可能性が高かった。生存者の3.4%のみが消費者向け遺伝子検査を利用していた。
結論:遺伝カウンセリングおよび遺伝子検査に適格な女性は、それを受けていないことが多かったが、検査を受けた女性は家族に有意な結果を伝えた。消費者向け検査は、生存者によってほとんど使用されなかった。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.24.00122
PMID: 39008790
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