水パイプによる喫煙と癌による死亡のリスク。

原題
Waterpipe Tobacco Smoking and Risk of Cancer Mortality.
背景:水パイプタバコ(WTP)喫煙は世界的に増加しているが、癌死亡率との関連は不明である。
方法:Hanoi Prospective Cohort Studyは2007〜2019年のデータを分析し,WTP喫煙,喫煙および癌死亡率の間の関係を調べた。
結果:WTP喫煙の39,401人の参加者から合計554人の癌死亡が発生し、特に男性および毎日11~15セッションを喫煙した人の間で癌死亡のリスクが増加した(HR、2.66)。特に肝臓、肺、鼻咽頭および胃癌に関する死亡リスクは有意に上昇した。
結論:本研究では、WTP喫煙単独または喫煙との併用が癌死亡率を増加させることが明らかになった。特に低所得国では、WTP喫煙に対する効果的な管理プログラムが必要である。
Journal: JAMA Oncol (CiteScore 2022: 44.3)
DOI: 10.1001/jamaoncol.2024.1939
PMID: 38990578

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