原題
Irinotecan and temozolomide in combination with dasatinib and rapamycin versus irinotecan and temozolomide for patients with relapsed or refractory neuroblastoma (RIST-rNB-2011): a multicentre, open-label, randomised, controlled, phase 2 trial.
背景:神経芽細胞腫は一般的な小児腫ようであり、再発または難治性の症例では予後不良である。本研究では、イリノテカン-テモゾロミドとダサチニブ-ラパマイシン(RIST)のレジメンを検討した。
方法:第2相試験では、ドイツおよびオーストリアの40の癌センターから高リスク神経芽細胞腫の小児患者129名を募集した。患者はRIST群または対照(イリノテカン-テモゾロミドのみ)群のいずれかに割り付けられた。
結果:追跡期間中央値72か月後、RIST群の無増悪生存期間中央値は11か月であったのに対し、対照群では5か月であった。
結論:RISTレジメンはMYCN増幅再発神経芽腫症例の無増悪生存期間および全生存期間を改善し,第一選択治療の可能性を示唆した。さらなる調査が必要である。
Journal: Lancet Oncol (CiteScore 2022: 62)
DOI: 10.1016/S1470-2045(24)00202-X
PMID: 38936379
Open Access
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