原題
Radiotherapy dose response in bulky relapsed/refractory large B-cell lymphoma.
背景:本論文では、再発/難治性(r/r)DLBCL患者における巨大腫ようの反応に及ぼす放射線療法(RT)線量の影響を検討した。
方法:2008年から2020年までのサルベージまたは姑息的放射線療法に焦点を当てて患者データを後ろ向きに検討した。奏効率を複数の統計的検定を用いて比較し、腫瘍進行率を評価した。
結果:特に2 Grayの等価線量(EQD2)が30 Gy以下の場合,巨大腫ようはRTに対してより低い反応率を示した。
結論:結果は、より高いEQD2s(>30 Gy)を用いた放射線療法レジメンが、巨大腫瘍の局所制御を改善し、r/r DLBCLの治療に好ましくない反応をもたらすことを示唆している。
Journal: Pract Radiat Oncol (CiteScore 2022: 4.6)
DOI: 10.1016/j.prro.2024.06.003
PMID: 38971218
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