原題
Phase II Trial Assessing Toxicity of Personalized Response-Based Radiation Treatment in Patients with Locally Advanced Non-Small Cell Lung Cancer.
背景:局所進行非小細胞肺癌(NSCLC)の治療後の高い局所失敗率は、反応に基づく適応放散(RT)により改善される可能性がある。この試験は、治療中の画像修正を実施することにより毒性を最小限に抑えることを目的とした。
方法:切除不能なNSCLC患者47人を対象とした試験では、適応RTを併用した個別化化学放射線療法が用いられた。初期段階の後、機能的肺への損傷を最小限に抑えながら腫瘍の反応に基づいて計画が適応された。進行していない患者はさらなる治療を受けた。
結果:1年後、有意な肺および食道毒性の割合は低いままであったが、局所制御率および全生存率は非常に高かった。さらなる治療を受けた患者では、毒性の増加は認められなかった。
結論:腫瘍の変化および正常な組織機能を調整した反応に基づく適応放散は、優れた局所制御および標準治療と同等の毒性を提供し、追加治療による毒性の増加はなかった。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2024.06.018
PMID: 38971385
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