頭頸部粘膜扁平上皮がんに対する治癒目的の試験におけるエンドポイント定義の評価:頭頸部がん国際グループのコンセンサス勧告。

原題
Assessment of endpoint definitions in curative-intent trials for mucosal head and neck squamous cell carcinomas: Head and Neck Cancer International Group consensus recommendations.
背景:臨床試験は癌治療の有効性を評価するために重要であるが、エンドポイントの定義は様々であり、報告に不均一性をもたらす。

方法:Head and Neck Cancer International Groupは、2008年から2021年までの頭頸部粘膜扁平上皮癌を有する患者を対象とした92件の第3相試験におけるエンドポイントの使用を分析した。

結果:解析により、全生存期間および無増悪生存期間などの用語を含む、エンドポイント定義のすべての主要な構成要素の不均一な報告が明らかになった。

結論:この研究は、エンドポイントの詳細の透明性のある報告を確実にし、臨床試験の質と比較可能性を改善するために、臨床試験エンドポイントの構成要素の調和と利害関係者の関与を求めている。
Journal: Lancet Oncol (CiteScore 2022: 62)
DOI: 10.1016/S1470-2045(24)00067-6
PMID: 38936390

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