原題
Denosumab Prevents Bone Loss and Microarchitectural Deterioration in Premenopausal Women With Breast Cancer Receiving Estradiol Suppression Therapy: A Randomized Controlled Trial.
背景:エストロゲン受容体陽性の早期乳癌を有する閉経前女性における卵巣機能の抑制とアロマターゼ阻害は、病気の生存率を改善するが、骨量減少を促進する。
方法:1年間の無作為化試験において、卵巣機能抑制を開始した女性68名が骨密度(BMD)測定を受けた。彼らは、骨量減少を予防するためにデノスマブまたはプラセボを投与するように割り当てられた。
結果:デノスマブは、総BMD、皮質BMDおよび海綿骨BMDの低下を予防することに成功し、推定された剛性および破壊荷重を維持した。腰椎、全股関節、および大腿骨頸部の骨量減少も予防された。
結論:エストラジオール抑制療法によるデノスマブ治療の開始は、BMD、骨構造、および強度を成功裏に維持し、無骨折生存率を改善する可能性がある。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.23.02309
PMID: 38954783
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