表在性軟部組織転移の治療のためのCTガイド下放射性ヨウ素125シード移植の臨床的有効性と予後因子:12年間の後ろ向き分析。

原題
Clinical efficacy and prognostic factors of CT-guided radioactive iodine-125 seed implantation for the treatment of superficial soft tissue metastasis: a 12-year retrospective analysis.
背景:表在性軟部組織転移(S-STM)はまれであり、しばしば痛みを伴い、治療の選択肢は限られている。本研究では、S-STM治療に対するCTガイド下放射性ヨウ素125シード移植(RISI)の臨床効果を検討した。

方法:本研究では、RISIを受けたS-STM患者132人をレトロスペクティブに調査し、腫瘍の無増悪生存期間に影響する因子を分析し、腫瘍反応、疼痛管理、および合併症の観点から治療成績を測定した。

結果:客観的奏効率は81.8%で、腫瘍無増悪生存期間中央値は9.1ヵ月であった。RISI後、患者の92.3%が疼痛緩和を経験し、重度の有害事象は発生しなかった。

結論:CTガイド下RISIは重篤な有害事象なしに実質的な局所制御ととう痛緩和を提供し、S-STMに対する信頼できる緩和治療として推奨した。
Journal: Radiat Oncol (CiteScore 2022: 6.6)
DOI: 10.1186/s13014-024-02475-w
PMID: 38915062

コメント

タイトルとURLをコピーしました