原題
Efficacy and Toxicity of (Chemo)Radiation Therapy in HIV+ Patients with Squamous Cell Anal Cancer, a Subgroup Analysis of the National Multicenter Cohort FFCD-ANABASE.
背景:こう門の扁平上皮癌(SCCA)に対する放射線治療(RT)を受けている患者の臨床結果に及ぼすHIV状態の影響は不明である。
方法:2015年から2020年の間にSCCAに対してRTで治療された488人の患者について分析を行った-全員が既知のHIV状態を有していた。HIV状態に関連して種々の臨床転帰を検討した。
結果:HIV陽性患者は若く、ほとんどが男性であった。HIVの状態は、特に女性において、全生存率、局所領域無再発生存率、および無人工肛門造設術生存率に影響を及ぼした。治療時間および毒性に対する影響は有意ではなかった。
結論:HIV陽性患者、特に女性は、SCCA治療後の臨床転帰が不良であったが、治療毒性はHIVの状態によって変化しなかった。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2024.04.067
PMID: 38912999
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