原題
Weekly Versus Bolus Cisplatin Concurrent With Definitive Radiation Therapy for Squamous Carcinoma of the Head and Neck: A Systematic Review and Network Meta-Analysis.
背景:頭頚部へん平上皮癌に対する根治的放射線療法中のシスプラチンのスケジュールに関する議論は続いている。3週間に1回の高用量「ボーラス」または低用量の週1回のスケジュールのいずれかが、ほとんどの施設で実施されている。
方法:PRISMAに沿った系統的レビューを実施し、ランダム効果Cox回帰を用いて、非転移性の局所進行頭頸部扁平上皮癌について、シスプラチンとセツキシマブのランダム化比較試験からの患者の生存期間を比較した。
結果:5つの無作為化試験(1,678人の患者)の分析は、毎週の治療とボーラス治療の間で全生存率に統計的な差がないことを示した。
結論:この分析はシスプラチン治療の2つのスケジュール間の差は小さいことを示唆している。
Journal: Pract Radiat Oncol (CiteScore 2022: 4.6)
DOI: 10.1016/j.prro.2024.03.007
PMID: 38888539
コメント