新たに開発された炭素イオン治療計画システムを用いたアクティブスポット走査ビームデリバリーシステムの臨床的実行可能性。

原題
Clinical Viability of an Active Spot Scanning Beam Delivery System With a Newly Developed Carbon-Ion Treatment Planning System.
背景:本研究では、炭素イオン放射線治療における自家製のアクティブスポット走査アルゴリズムの実現可能性を、従来の均一走査技術と比較して検討した。

方法:22人の臨床試験の各参加者に対して、均一なスキャンと2つのminiridgeフィルターを用いて、2つの追加のカーボンイオン治療計画を設計した。

結果:用量均一性における有意な差異は見出されなかったが,能動計画と受動計画の間の用量適合性における有意な差異が認められた。腫瘍体積は38.4%縮小し、患者の50%がグレード1または2の急性毒性を経験した。

結論:これらの知見は、炭素イオン治療におけるスポットスキャン送達の潜在的な臨床的利点を支持し、初期患者における安全性と有効性を実証し、治療優位性の証拠を増強する。
Journal: Adv Radiat Oncol (CiteScore 2022: 4.5)
DOI: 10.1016/j.adro.2024.101503
PMID: 38883996

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