粒子療法に関する実用的な入門書。

原題
A Practical Primer on Particle Therapy.
背景:本稿では,癌治療に使用される種々の粒子を,それらの放射線生物学的及び物理的性質,及び利用可能な臨床データに焦点を当ててレビューした。
方法:著者らは、さまざまな粒子に関する論文についてPubMedデータベースを検索し、放射線生物学、物理学、および臨床分野における関連研究を含めた。
結果:113件の論文のうち、陽子線治療が最も一般的に使用され、次いで炭素、ヘリウム、および中性子であったが、酸素、ネオン、シリコン、およびアルゴンはあまり一般的ではなかった。
結論:このレビューは、治療における陽子、ヘリウム、および炭素粒子の利点を強調し、それらが最も一般的に使用される粒子であり続けることを示唆しているが、マルチイオン治療が新たな傾向であることも示している。
Journal: Pract Radiat Oncol (CiteScore 2022: 4.6)
DOI: 10.1016/j.prro.2024.05.005
PMID: 38844118

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