中リスクから高リスクの前立腺がんの病期分類における[(18)F]F-コリンPET/CTと従来の画像検査の影響に関するプロスペクティブ・ランダム化多施設共同研究。

原題
A Prospective Randomized Multicenter Study on the Impact of [(18)F]F-Choline PET/CT Versus Conventional Imaging for Staging Intermediate- to High-Risk Prostate Cancer.
背景:本研究では、中リスクから高リスクの前立腺癌(PCa)の診断と管理に対する[F]F-コリンPET/CTと従来の画像の有効性を、リンパ節と全身の関与の同定に焦点を当てて比較した。

方法:イタリアの7施設にわたる前向き対照試験では、PCa患者を従来の画像または画像+[F]F-コリンPET/CTのいずれかに無作為に割り付けた。

結果:検討した256人の患者のうち,実験群はリンパ節転移に対してより高い感度を示し,不必要な拡大リンパ節切除を約8%減少させ,5年生存率を4%増加させた。

結論:[F]F-コリンPET/CTは従来の画像よりも優れた結果を示し、PCa病期分類におけるその使用を再考する勧告につながった。
Journal: J Nucl Med (CiteScore 2022: 12.9)
DOI: 10.2967/jnumed.123.267355
PMID: 38844361

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