未治療の転移性膵管腺がんにおけるCD40アゴニストmitazalimabとmFOLFIRINOXの併用(OPTIMIZE-1):単群多施設共同第1b/2相試験。

原題
Combining CD40 agonist mitazalimab with mFOLFIRINOX in previously untreated metastatic pancreatic ductal adenocarcinoma (OPTIMIZE-1): a single-arm, multicentre phase 1b/2 study.
FOLFIRINOX変法を用いて,mitazalimabの抗腫よう効果を検討した。

方法:OPTIMIZE-1試験では、このがんを有する成人を登録し、mitazalimabとmFOLFIRINOXの併用を試験した。この試験の目的は、2サイクルの治療における最適な用量を決定することであった。

結果:合計70人の患者が登録され、900μg/kgのmitazalimabが推奨用量であることがわかった。結果は、30%を超える客観的奏効率を示し、主要エンドポイントを達成した。最も一般的な副作用は好中球減少および低カリウム血症であったが、治療に関連した死亡は発生しなかった。

結論:結果は、mFOLFIRINOXを用いたmitazalimabが管理可能な副作用と有望な活性を有することを示し、継続的な開発とより高度な試験でのさらなる研究を示唆した。
Journal: Lancet Oncol (CiteScore 2022: 62)
DOI: 10.1016/S1470-2045(24)00263-8
PMID: 38834087

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