原題
Lenvatinib Plus Pembrolizumab Versus Standard of Care for Previously Treated Metastatic Colorectal Cancer: Final Analysis of the Randomized, Open-Label, Phase III LEAP-017 Study.
背景:LEAP-017試験では、レンバチニブとペムブロリズマブの併用が、以前に治療されたが選択肢が限られている転移性結腸直腸癌(mCRC)患者の転帰を改善できるかどうかを評価した。
方法:レンバチニブ+ペムブロリズマブまたは標準治療のいずれかに割り付けられた480人のmCRC患者を対象とした国際無作為化非盲検第III相試験。主要アウトカムは全生存期間(OS)であった。
結果:最終解析において、レンバチニブとペムブロリズマブの併用は、標準治療と比較してOSの有意な改善を示さなかった(9.8ヵ月対9.3ヵ月)。併用療法では、より重度の治療関連副作用が経験された。
結論:レンバチニブとペムブロリズマブの併用は、標準治療と比較して、mCRC患者のOSを統計的に改善しなかった。安全性プロファイルは以前の研究と一致していた。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.23.02736
PMID: 38833658
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