原題
Use of Radiation Therapy for the Treatment of Breast Cancer in 2019 Versus 2020.
背景:COVID-19パンデミックは、乳腺腫瘤摘出術後の放射線療法(RT)の使用に影響を及ぼした可能性があるが、データは乏しい。
方法:本研究では,2019年と2020年の腫りゅう摘出とその後のRTのオーダーデータを調査し,特に従来の分割(CF)または寡分割(HF)RTが利用されたかを調べた。
結果:乳腺腫瘤摘出術の指示とそれに続くRTの指示は、2019年の47.7%から2020年には45.6%に減少した。HF RTの指示は2019年の75.3%から2020年には79.0%に増加した。2020年には、乳腺腫瘤摘出術後のRT指示の有意な減少とHF RTの使用の増加が認められた。
結論:パンデミックにより、乳腺腫瘤摘出術後のRTオーダーが減少し、HF RTに対する選好が高まった。
Journal: Adv Radiat Oncol (CiteScore 2022: 4.5)
DOI: 10.1016/j.adro.2023.101435
PMID: 38778830
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